2013年4月23日火曜日

めぐさんのブログより:妊婦職業被ばく限度1mSv/妊娠中を伝える気はない

 

テーマ:
  エートス福島を擁護する人が「住民が自分で選択したんだから」と指摘することがよくある。
  しかし自分で選択したと評価できるためには、正しい情報が与えられていることが大前提だ。

  で、「わが国の現行法令上、妊婦の職業被ばく限度は1mSv/妊娠中である」は紛れもない事実。しかも厚労省除染等業務特別教育テキスト11頁に、「がんなどの障害の発生のおそれのない(確率が十分に小さい)レベル以下とするための線量限度」と明記してある。被ばくの影響を考えるに当たり、この基準を知ることは「ブラジルのガラパリ地区の自然放射線10mSv/y」を知ることより重要なのは明らか~。

ブラジルといったら、アマゾン川だ!  アマゾン川といったら、ピラニアだ!
(2012/08/01文部科学省前抗議行動 「福島の子どもたちを西日本に避難させよ」めぐスピーチ動画)

  で、ツイッターでエートス福島の安東量子氏をお見かけしたので「妊婦の職業被ばく限度1mSv/妊娠中という現行法令の放射線防護基準」を福島の住民に伝えて下さいとお願いしたところ、「認識の有限性と思考の硬直性、そして想像力の欠如」というご託宣!
  ということは「伝える気はない」との趣旨と理解した。

  安東氏は本気だと思った。安東氏がめぐのお願いを黙殺するのでなく、ツイッターという公開の場で日本の法令上の放射線防護基準を福島の住民に知らせない旨の回答をくれたことに敬意を表す。文科省や厚労省の官僚より怖ろしい相手だ。官僚たちはめぐの電話に、ご意見承りましたでゴマカす。

  なぜ知らせたくないかと言えば、そりゃエートス福島が人体実験に加担したいからだ。
  実は安東氏以外の方から「精神的苦痛を与えるだけ」というご指摘も頂いた。
  事実の力は強い。民主主義国家において自国の現行法令の中身を伝えないという選択は、民主主義自体の否定~。自ら民主主義を否定しておいて「住民の選択」とはヘソがコーヒーを沸かす!

photo:01

0 件のコメント:

コメントを投稿